イランカラプテ!
*アイヌ文様の切り絵
※画像が破損してしまい、現在元データがありません。
写真を摂り直してアップするまでもうしばらくお待ちください。
【2017年3月記述】
アイヌ文様をもとにデザインされた切り絵をしてみました!
刺繍と違って色紙を使って「折って!書いて!切る!」だけなので、不器用な私でも簡単にできましたv
よく見ると少しいびつになっていますが・・・(汗)
こんな複雑な切り絵は初めてだったので、切ってから広げる時のドキドキ感
思っていたよりは上手くできたので、すごく嬉しかったです。
*おまけ(基本的なアイヌの模様)
※画像が破損してしまい、現在元データがありません。
写真を摂り直してアップするまでもうしばらくお待ちください。
【2017年3月記述】
アイヌの文様にはさまざまな種類がありますが、
基本的な文様を3つだけ折り紙で切ったりして遊んでみました♪
【アイヌ文様の意味】
*橙はモレウ(うずまき)
「モ(ゆっくり) レウ(まがる)」
渦の文様には「力」「パワー」という意味があり、
この渦巻きによって悪いカムイ(神様)が目を回すということなのだそう。
また、力が備わるようにという想いが込められているようです。
*青がアイウシ (棘)
「アイ=矢 ウシ=突く」
途中にツンツンと刺が立っているのが
アイヌならではの特徴的な文様。
棘のような模様は、この刺によって悪いカムイ(神様)が痛くて入ってこられないという「魔よけ」としての意味があり、身を守るという想いが込められているのだとか。
そのため、この模様は着物のえりやすそ、袖口に刺繍することが多いのだそうです。
確かに、絵を描くためにアイヌ民族衣装をネットで調べていた時に、えりによく施されているように思いました。
*緋はシク
この文様は「目」という意味があります。
上記の二つの文様の連系から生まれる文様。
「悪いカムイ(神様)を寄せ付けないように、
私たちの目に代わってじっと辺りを見張っている」、
また、その模様がどこか星のようにも見えているため
「空の星のようにやさしく見守っている」、
という想いが込められているようです。
・・・・・諸説いろいろあるみたいですが。
といった主にこの3つの模様をいろいろ組み合わせて、
アイヌの女性たちは衣装に刺繍していきました。
アイヌ文様についてまとめてみますと、
・主に渦巻き形の「モレウ」、棘の形の「アイウシ」、
この二つの連系から生まれる「シク(目)」で構成されている。
・「モレウ(渦)」が悪いカムイ(神様)の目を回す
・「アイウシ(棘)」が悪いカムイ(神様)をチクッと刺す。
・「シク(目)」が悪い神様を寄せ付けないように、
私たちの目に代わってじっと見張っている。
それらが複雑に組み合わされた文様を、
女性たちは着物に刺繍をして愛する人の身を守った。
といった感じでしょうか。
大切な人を想い、文様を考え、ひと針ひと針刺繍をし、
時間をかけてひとつの服を作り上げている。
そう考えるとアイヌの刺繍を見るたびに感慨深いものがありますね。
イヤイライケレ!